みぞおちが痛い?口が酸っぱい?逆流性食道炎かもしれません
皆さん、こんにちは。
札幌市西区、中央区エリアの札幌北円山内科・内視鏡クリニックです。
「みぞおちが痛い…いったいなぜ?」という時、もし口が酸っぱくなるといった症状が表れていたら「逆流性食道炎」かもしれません。
ここでは、「逆流性食道炎ってどんな病気ですか?どんな症状がありますか?」という疑問にお答えしたいと思います。
ただし、みぞおちの痛みは、おなかの痛みではなく、心臓などの循環器に問題が生じている場合もありますので自己判断は危険です。必ず医師の診断を受けるようにしてください。
口から入った食べ物は、のどから食道を通り、胃へと送られます。
胃には強い酸性が特徴の「胃酸」が存在していて消化を助けます。胃には、酸から胃を守る防御機能が備わっているので、胃酸によるダメージを受けることはありません。
通常は、胃酸が逆流することがない造りになっているのですが、何らかの原因で胃の内容物が喉元まで上がり、また下がる症状が起こる場合があります。
「呑酸(どんさん)」といわれる症状で、口に酸っぱい、もしくは苦い味がこみあげてきます。
「呑酸(どんさん)」が起こると、酸に対する防御機能がない食道が炎症を起こし「逆流性食道炎」の症状が出てきます。
胃酸は非常に強い酸で、タンパク質分解酵素を活性化する働きがあるため、逆流すると食道の粘膜がただれて炎症が起きます。
口が酸っぱくなったり、胸やけが起こったりという不快感に見舞われます。
札幌北円山内科・内視鏡クリニックでは、内視鏡検査で、食道の粘膜の状態を確認することができます。
患者さまの症状が「逆流性食道炎」であるのか、別の病気なのかを見極め、治療法を提案します。
みぞおちの痛みにお悩みの方は、当院にご来院ください。

山本文泰 院長
大学病院や道内基幹病院などで数多くの消化器内視鏡検査治療を経験。2019年10月より「札幌北円山内科・内視鏡クリニック」院長就任。医院名:札幌北円山内科・内視鏡クリニック
所在地: 〒063-0801 北海道札幌市西区二十四軒1条5丁目1−34 メディカルスクエア北円山 2F